DUCATI1299panigale×夏帆ツーリング記録

DUCATI 1299 panigale でツーリングに行った記録を適当に書いてみました。

DUCATI 1299PANIGALE アクラポヴィッチ タンク外し+フルエキ交換の進め方

おはようございます、夏帆です。


北九州ツーリング記録からパッタリと更新をしなくなって早3年以上経っちゃいましたね。ご無沙汰です。

北九州ツーリング以降は四国横断や北海道一周などツーリングに行ってきましたが、ブログに挙げるほどの内容にはならなかったので更新していませんでした。


それにTwitterでポツポツ定期的に道中の出来事を書いて、ほぼそれでブログの補完になっていたので、もう良いかなーってフェードアウトしていたのが事実なのですが...(笑)



さて、今回3年ぶりに戻ってきて何を投稿するのかというと「L2系統のパニガーレのフルエキ交換」の作業方法を載せてみようかな、と思ったところです。


というのも普段車検時にはお店の方に工賃も払って依頼をかけていましたが、近年コロナの影響で自分の勤めの給料にバラつきが出てきて、工賃を払うのに躊躇してしまったのがキッカケです。


「あれ?これもしかして工賃一回分(おおよそ3万円前後)の工具を買い漁ったら金額分ペイ出来るのでは...?」


いつも通り突発的な考えで道具を買い揃えて、タンク外してサブフレームも動かせるようにボルトを外して、ノーマルエキパイとサイレンサーを付けて車検に通してきました。


ここでふと思った事が「そういえばノーマル状態からフルエキ入れました、手順はこうです。」といった記事が無いなぁ...と。

ある事にはあるのですが、「ハイ...この通りです(笑)」と必要な情報が抜けたまま次行程に行ってたりと余り参考にできそうな記事が見当たらず。


...いっそ記録に残そうか、と思いました。

なんせ今後も車検で変えることは間違い無いですし、それなりに内容に興味ある方も居そうですし。自分もどう外したか忘れそうですし...(笑)


っという訳で、作業記録書いていきます。




注意事項

1.基本的にパニガーレで車検対応のマフラー、及びエキパイはあまり出回っていません。

はっきり言うと音量だの車検非対応が多いので、この記事を見て「違法改造のススメか?」と思う方もいるかもしれませんが、そんな事言い出すとフェンダーレスだの光軸出てないヘッドライト付け替える際も同じ事が言えますので、基本的には聞き入れません。個人の責任でよろしくお願いします。


やいやい言う人は居ないと信じますが。



2.この記事に上がっているパニガーレはフルエキ戻しをした車両からの「ノーマルからフルエキ交換」の記事になります。


何が言いたいかと言いますと、「自分が元に戻し易いようにOバンドの締め付けの向きを変えていたりしていて、実際の閲覧者の車両状況と一致しない可能性」があります。


なので、「そこのボルトはそれじゃ無いけど?」や「そこのバンド、自分のはこっちに向いていますがどうやって外したら良いですか?」は対応できません。


あくまで手順として書いているだけなので参考程度で、かつ自分で判断しながら作業を行ってください。



3.燃調MAPについて。

自分もフルエキからノーマルに戻す際、燃調DDSを持っていますが、こちらはディーラー等の診断機を繋ぎながら使うモノで、自分でUSBみたくインストール出来ません。


なので「燃調データはどうしたら...?」も対応出来ません。


4.作業は自己責任で。

締め忘れだとか何かしら部品を壊してしまった等々は知りません。

流石にドゥカティストに無礼な輩はいないと信じていますが。



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まずは使う道具について。


必須

六角レンチ(通常、浅めの2種類あれば万全です。)


ラチェットレンチ

エキパイ関係はボルトが長く、かつ狭い位置にある場合が多いので、ガチャガチャと回して脱着できるラチェットは欲しいところです。


六角ビットセット

シート下のエキパイで六角レンチが届かない時に使います。


トルクスビット

シートフレームのトルクスボルトを外す際に使います。


L字ジョイント

ラチェットが入らない所で役立ちます(主にFエキパイナットやシートフレーム左下など)

ちなみに主にFエキパイナットがメインで使うのですが、出来るだけコンパクトなのを買いましょう。奥行きも幅も小さいのが一番です。ラジエーターとの隙間が狭いので...


六角6mmのロングレンチ

差込口から90度曲がる所で100mmあれば望ましいです。無ければ専用のTレンチ。(写真に写っているものとか)

先端替えられるアタッチメントでいいじゃん...と思う方もいるかと思います。

この工具はスリップオン左側後ろのボルト(部位でいうと左下ステップの奥)で使いますが、先っぽ替えられるアタッチメントだと接合部の厚さが仇となって斜めにかかる可能性があります。


多分アタッチメントでいけるかも...ですが、自分は斜め掛けの六角穴舐めが怖かったので専用と割り切って買いました。



M8、M10、M13、M17、M19のメガネレンチ、及びソケット。

エキパイのナット外しや、排気センサー外しで使います。


厚めのアルミ板、もしくは厚めの布。

これはFエキパイの前のナットを外す際に、L字ジョイントを差し込むのですが、そのままいくとラジエーターの網目を潰してしまいますので、そのガードとして。


エキパイスプリングの治具

これはバイクショップでだいたい売っています。

エキパイについているスプリングは硬いので、手でやったりプライヤーとかで抜こうとしない方がいいですね。


プライヤー

手が届かない所に落ちたボルトやビット、アタッチメントを回収したり、タンクを外すときにキーシリンダー側のカラーを外すのに使えたりと何かと役立ちます。


自作のラジエターガードとステップ奥のサイレンサーボルトを触る為だけに買ったレンチ...



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必須では無いが、あれば心強いもの


300mmと150mmロングアタッチメント

主にシートフレーム左下のトルクスボルトの脱着で、あまりにも締め付けが強かった場合は、短いアタッチメントは諦めて、ロングでリアサスを避けてボルトを脱着します。

分かりにくい場合は作業行程の写真を見ればピンと来るかもです。


エキパイナットの替え

だいたい錆びるか汚くなっているか。

フランジ型のM6サイズを6個ですね。


マスキングテープ

これはロングアタッチメントを使う時など、手が届かない所でボルトをつける際にアタッチメントからビットが落ちないようにする対策です。

ただこれはアタッチメントがしっかり固定できる、またはマグネット付きでそっとじゃ落ちないのであれば必要ありません。


誰か作業アシスト出来る知人(心強い、というか居た方がかなり役立つ...)

基本は1人でできますが、後述するシートフレームの持ち上げの際、肩や腕で抑えなくても誰かが持ってくれたら作業者の負担も減らせるはず。

ただ作業時間が長いので気の長い知人じゃないと厳しいかも。



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それでは作業内容に入っていきます。


ちなみにページ短縮の為、キーシリンダーカウル、サイドインテーク、サイドカウル 、アンダーカウル、シートの取り外しはカットします。

エキパイ外したい人がカウル脱着のやり方を知らない、とまでは思っていませんし、知らなくても他のブログの方が細かく書いていると思いますので。


というわけで早速タンクからいきます。

先に言っておきますが、出来るだけタンクのガソリンは少なくしておきましょう。

結構重たいですし、重さに耐えられず落とすと工賃浮かせるどころの話で無くなりますので。


シートを外すと、タンクを押さえてくれているブラケットが見えていると思います。

この六角ボルトとナットを緩めます。



次にキーシリンダーの下あたりに六角ボルトが左右に見えると思います。

そこのボルトを緩め、適当にプライヤーや細い六角レンチか何かでカラーを外します。



その後はシート下の方からタンクを持ち上げると、写真の様なケーブルが2つ見えてくると思います。

一つはアース線(濁った透明のケーブル)一つは燃料ポンプの通電ケーブル(黒い線)です。


アース線はそのまま引っこ抜くだけで大丈夫です。

(自分はカーボンタンクにするにあたってアースを別のところに移設しているので、写真では相方もついてきています。)


燃料ポンプの方はロック役の爪を軽めに外に逃しながら、線を軽く引っ張ると抜けてくると思います。



2つの線を外し、さらにグイっと持ち上げると、次はガソリンホースのアダプター(写真で言うと白いホースジョイント)が見えてきました。

ここのアダプターは写真で言う指先の所を強めに押すとカチッと音を鳴らして外れます。

この時に少量のガソリンが垂れてきますが、アダプターとジョイントの関係でどうしても出てくるとは思います。タンクを外した時に後で拭いておきましょう。



燃料ポンプ、アース線、ガソリンホースのジョイントを外したらキーシリンダーの所をユサユサと揺らしながらタンクを持ち上げます。この時にピンクの耐油ホースも抜けるとは思いますが、こちらは抜けやすくて当然なので、タンクを外しておいた後適当に元に戻してあげてください。

(何でしたら新品に変えてあげるのも良いかもです。)



色々とメカニカルな所が見える面白いポイントですが、エキパイ外しには何ら影響もないですし、ゴミや埃が乗るのも避けたい所ですので、適当にタオル等で上から被せておきましょう。



次にサイレンサーを外していきます。

写真の通り、タンデムステップの所のボルトナットを緩めます。



そのあとサイレンサーと腹下を繋いでいるOリングのボルトを緩めた後、サイレンサーを手で持ちユサユサと揺さぶりサイレンサーを腹下部分から外します。


次にタンデムステップ外しとエキパイヒートガードを外す準備をします。



まずは先ほどの燃料ポンプとアース線の所に一箇所ボルトがあったと思いますが、それを緩めます。



その後は写真の様にエキパイ下から六角を入れて、タンデムステップを締めているボルトを緩めます。

ここは奥行きが有るので、六角ビットとラチェットレンチでボルトまで届かせつつ、ラチェットガチャガチャ鳴らしながら緩めます。


するとタンデムステップはスコッと抜けたと思います。

ただしヒートガードは取れないと思います。

でもまだそこは焦って取りに行かなくても大丈夫です。そのままガタガタのまま次へ行きます。


サブフレームを動かせる様にしましょう。



まずはサブフレームの左右と、右下のトルクスボルトを緩めます。


注意ですが、右下のトルクスボルトは外しても大丈夫ですが、左右のトルクスボルトは緩めるくらいで大丈夫です。

むしろ外すとシートフレームが落ちて危ないですし、左右トルクスボルトを起点に持ち上げるので「外さずほんの少し緩める程度」で。





ここがエキパイ外しの鬼門の一つ目。

先ほどのトルクスボルトと違い、リアサスのおかげでレンチが入りにくいと思います。

持っているラチェットレンチによっては、ギリギリリアサスのスプリングにぶつからず緩められる事も有りますが、他のシートフレーム同様、こちらも硬く締め付けられている為、もしかしたら緩めるのが困難かもしれません。自分はL字ソケットでなんとか避けられました。



ちなみに有れば心強いのがロングアタッチメントと角度調整できるラチェットレンチです。

ロングアタッチメントでリアサスを避けつつ、手持ちのラチェットの角度も変えて対応します。

ここもボルト取れると大きくエキパイ外しに利益をもたらせます。


いよいよ先ほど放置したヒートガードを外しましょう。

サブフレームを片手で持ち上げ、背中か肩で持ち上がったシートフレームを抑えつつ、ヒートガードを持ち上げて回収...出来るかと思いきや、何かが引っかかると思います。





写真の通りケーブルが見えます。

これは排気センサーで、まずコレを17mmで緩めますが注意ポイントで、緩めていくとケーブルも一緒にグルグル巻かれ、特に根本のケーブルが傷みやすくなります。

ケーブルを伝っていくと、燃料ポンプと似たような形状のカプラーが出てくるはずなので、燃料ポンプの時と同様なやり方でカプラーを外しましょう。


排気センサーがエキパイから抜けたら断線させない様にゆっくりとヒートガードから外してヒートガード回収です。ケーブルは適当にサブフレームとリアテールカウル辺りに置いておきましょう。



これでヒートガードも無くなりエキパイが綺麗に見えていると思います。(写真ではヒートガード回収し忘れていますが...)

エキパイを止めているナットもシートフレームを持ち上げる事により見えやすくなり作業性が向上しています。



次にエキパイに繋がっているスプリングを外します。

これも冒頭に説明した工具を使えば大きな問題はないと思います。



次は前側に付いている排気センサーも同じく外します。

ここもケーブルの断線に気をつけます。ケーブル真ん中つねって逆回しか、センサー伝ってケーブルカプラーを外すかで。



これで前準備は完璧です。

いよいよエキパイと腹下サイレンサーを外します。

外す前に腹下サイレンサー部分に厚めのタオルや重ねた段ボールを敷いて、落としても傷がいかない様に対策しておきましょう。



まずは腹下触媒の前にあるブラケットのナットを仮で左右を仮緩めます。外してしまうと腹下触媒を落としてしまいますので注意です。



その後はステップ下から覗くと六角ボルトが見えます。

右側は特に意識しなくても、適当に六角で抜けると思います。

問題は左側です。



写真の通り、ステップが邪魔して六角ボルトに対して斜め引っ掛かりになり、トルクをかけられません。

場合によっては六角穴を舐めてしまいますので...



写真みたいにステップのボルトを外して、ブラブラさせてサイレンサーボルトを緩めます。

緩めると前側のナットのみで支える事になりますので、腹下サイレンサーが後ろ側に下がり気味になるとは思います。さきほど説明した通り、箱などで支えがあると安心です。




ここでようやくエキパイをエンジンから切り離します。

まずは上側から。こちらはシートフレームを肩や腕で押さえつつ、ナットを一つ一つ外していきます。

この時、エキパイとエンジンの間に挟まっているガスケットもついてくると思いますが、無くさないように気を付けましょう。



ナット3点外すとフリーになるかと思いますので、エキパイのつなぎ目より上を掴んで、左右にグネグネ揺らすとスポンと取れるはずです。ただゆとりは無いので抜きにくいです。



次に前側ですね。

ここも3点ナットを外すのですが、ここで鬼門2つ目。

前側のナットですが、やってみると分かるかと思いますが...ラチェットが入りません。もしくは入ったとしてもガチャガチャ動かせません。

かと言ってラジエーターズラすのも大変なので、無理やり行きます。


まず最初にラジエーター側にアルミ板、もしくは厚めのタオルを被せ、L字ジョイントを噛ませ、9.5ラチェットレンチで力一杯緩めます。

運が良ければ固着していないものの、自分は残念ながら硬かったので、電動インパクトで無理矢理緩めに掛かりました。


ちなみにアルミ板や厚めのタオルでラジエーター保護しておかないと...



こんな感じでラジエーターの編み目を潰してしまいますよ。

幸い冷却水の漏れもなく、見えない所なのでスルーします。やっちゃった感は作業する度に思いそうですが。



後ろ2点はエキパイのカーブでソケットが入らないので、メガネレンチで少しずつ緩めていきます。


全部のボルトを緩めたらガスケットが落ちない様に気をつけつつ、エキパイを前に動かしながら外し、上側と同じくユサユサ動かして繋ぎ目から外します。

ここもクリアランスはあまり無いので、根気よく外していきましょう。



これで上と前側のパイプが無くなったので、腹下を外しましょう。

仮止めしたナットと六角ボルトを緩めると、サイレンサーがゴトッと落ちてきますので、足て押さえるか、ダンボール等で高さ調整はしておきましょう。あと重いので気をつけてください。




一式外せましたね。お疲れ様でした。

と言っても今からマフラー付けないとですが。




まずはスリップオンを付けていきます。

手順としては1のスリップオンを台座などで高さを確保しながらマフラーの角度調整から始めていき、ステップ奥のボルト着座のステーが並行になる様に合わせてから、前方のナットを締めていきます。ただし台座はまだ外さない事。

その後に2のエキパイをシートフレームを持ち上げつつ上から通して、1とパイプを繋げつつエンジンフランジに合わせます。

その後に3のエキパイを1に繋げて、うまく回しながらエンジンフランジに接合します。


全部のエキパイは抜けずに入っている事を確認してからフランジナットを手回しで仮締めします。




いよいよ全体の本締めへ。

最初にサイレンサーステーの六角ボルトから。

右側はそのまま締めていけるはず。

左側はステップをブラブラさせつつ、六角ボルトを締め付けます。


ここで注意点、写真ではわかりいくいですが目視でボルトが斜めに掛かっていないか、フランジとステーがきちんとくっついているか確認してください。

合っていなかったら走行中にボルトが落ちて、お高いサイレンサーも落ちちゃいます。


次行程行く前に左側のステップのボルトを忘れずに締めましょう。



次に前側エキパイのナット3点を締めていきます。

後ろ2点は手回ししてからのメガネレンチで根気よく、前側はアルミ板や厚めのタオルでラジエーターを守りながらL字ジョイントで締めていきましょう。



後ろエキパイのナット3点を締めましょう。

シートフレームを持ち上げての締め付けですね。




次に排気センサーとカーボンヒートガードの取り付けへ。

まず排気センサーを写真の様に通し、再度シートフレームを持ち上げ、捻れて断線させない様に気をつけつつ、17mmレンチで締めていきます。

締め付けた後はカプラーも忘れずに差しましょう。


前側の排気センサーも同様配線を痛ませない様に気を付けましょう。



その後はエキパイスプリングを付けていきましょう。

長さが3パターンありますが、エキパイ見たら何処に入れるのかは予測できると思います。



次にヒートガードの取り付けですね。写真撮り忘れたので使い回し。

ここではM8ボルト4本を締めていきます。

10mmのカラーは前側、アクラポ付属の20mmカラーは後ろ側に取り付けです。


自分の場合は後ろの20mmカラーを付けずに別に10mmカラーを買ってきて、1199/899用のベビーフェイス製フックを組み合わせて取り付けています。カラーを買う時はM8*10mmの黒スペーサーだったはず...?



次にシートフレームのトルクスボルト4本を締めていきます。

左下以外は難なく締められると思います。

左下は相変わらずロングアタッチメントに可変式ラチェットレンチが役立ちます。


フルエキ交換はこれにて完了です。

いよいよタンクを付け直しましょう。



まずは前側をボルト締められる位置まで持ってきて、前側のピンクの耐熱ホース2本をタンクに接続します。


次に白の燃料ホースを繋げます。カチッと音が鳴るまで押し込み、鳴ったら軽く引っ張たりクルクルと左右に回しつつ抜けない確認をしてください。


もしハマった感覚もない、ロックしてくれない場合はホース側がロックしている可能性が有りますので、写真の様に指で押してロックを解除して再トライしてください。


参考画像


ロック状態


フリー状態


次に燃料ポンプの通電カプラーを差し込みます。

それとアース線も忘れずに刺しましょう。


ここまで来たら一度キーを回してエンジンを掛けてみましょう。ここでエンジン掛ける理由としてはキチンと燃料ポンプが作動しているか、燃料ホースからガソリンが送られているかのチェックの為です。

カウルとか付けた後に気付いたらまた外し直しですからね。




燃料ポンプとエンジンがかかる事を確認が出来たら、次にシートフレームにタンクブラケットを合わせて、ボルトとナットを締めましょう。


前側も位置合わせを決めたら、カラーを先に差し込み、カラーがキチンと奥まで入り切ったらボルトを入れて本締めです。



キーシリンダーを入れる前にタンクの前側の隙間から耐熱ホースがタンクにハマっているか再確認してください。

抜けていたら満タンガソリン入れた時のおこぼれや、立ちゴケ等で倒した際にガソリンがカウル内でボタボタになり危険です。


ここまで来たら後はサイドインテーク、キーシリンダー、アンダーカウル、サイドカウル 付けて...



全部の作業が完成しましたね。

長かったかと思いますが、お疲れ様でした。


買い揃えた工具も値が張るかと思いますが、今後も使っていけるモノなので先行投資としては良かったと思える筈です。


後は燃調を変えないといけませんが、こちらは冒頭に言った通り診断機を持っているお店(ディーラー等)に持っていかないといけないので、そこは閲覧者でどうにかして下さい。


長い時間掛かったと思いますが、お付き合いありがとうございました。

自分はアクセス数とかは気にしないので、良くあるポチッと評価等やお礼のコメントは必要ありません。


ただ何処かのツーリング先で見かけた際に参考になりました、と言ってくれると書いた甲斐も有りますし、やっぱり嬉しいものです...(笑)。是非お話ししましょう。


それでは長々とお疲れ様でした。良いパニガーレライフを。


Twitter @Natsuho1299

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